気付けばマレーシア母子留学、
10年経っていました!
今年11年目を迎える我が家。
毎年恒例の子供達の語学力の報告をしたいと思います。
長男は今年ラッフルズアメリカンスクール(以下RAS)を卒業するので報告は今年が最後になります。
長男(18歳)
(2023年卒業生一人一人の名前が入ったジャケットで、卒業生だけが着られる。
因みに、デザインは過去卒業したRASの生徒)
IBDPの英語と日本語を取っている長男。
英語と日本語はどちらも大学1年生レベルまで出来ます。
IBDPプログラムの卒業資格をこのまま取れば、IB認定のバイリンガルになります。
中国語も取ればトライリンガルでした。
学校からは中国語を含めて7科目取っちゃいなよ〜
なんて言われていました。
特にRASでは、IBDPプログラム用の中国語の先生がいるので、無料(学費内)で習えたのです。
そこを敢えて有料でも日本語を選択した長男。
IBDP6科目の勉強だけでも大変なのに、もう1科目増やすなんて大変過ぎる!
そんな学校側と長男本人の思惑が交錯して、結果中国語はG10迄しか習っていません。
よって中国語は、ネイティブ中国人小学6年生レベルのまま。
この2年間、学校でも中国語を話す機会が殆ど無く、会話力は落ちていると感じている様です。
街で道を聞かれて、中国語で答える位は出来、読み書きは衰えていないと言っていました。
長男との母子留学10年間の集大成が今年のIBDP試験と、大学受験です。
長男の頑張りを信じて、結果を待つのみです。
次男(14歳)
(シンガポールのお買い物、10kgの米を運ぶ次男)
日本語と英語の同時進化を遂げていた次男ですが、ここに来て英語の方が勝り始めました。
日本語に通訳してと言っても、直ぐに言い直せません。
(対応する日本語が直ぐ出てこない)
週3時間、オンラインの国語授業は受けています。
日本語のラノベや漫画は読めるので、恐らく成績の低い日本人中学生並みの日本語力はあるかと。
中国語は順調に育って来てはいますが、日本の中学生が英語を習うレベルで、日本語や英語の様に討論レベルの難しい話まで使い熟せるかと言われるとまだまだ。
第3言語はこれからの成長に期待です。
三男(5歳)
(学校から借りたスポンジボブの絵本を次兄に読んでもらっている三男)
三男の母国語は英語になっています。
英語と日本語だと英語の方が流暢に話します。
YouTubeも学校も兄弟間の会話も英語です。
先日あった学校面談で、担任からは、会話力が素晴らしいと褒められました。
5歳児が使わない語彙も沢山喋って驚くと言われています。
しかもその難しい言葉の使い方が適切なシチュエーションで、意味も分かった上で使っていると。
私は英語のボキャが少ないので、100%YouTube先生かと。
昨年は、5歳児が使うのに適切では無いスラングを使って、ゲーとなる事がありましたが、現在は悪い言葉だと教えると一切使わなくなって注意する事も無くなったと。
コミュ力が高すぎて、初めて会った人とも直ぐにお喋りして仲良くなり、ハグをして別れるので、今の知ってる人?
「今会ったばかり」
初対面でハグをしたくない人も居ると思うと教えたとは先日の面談で担任から。
私と外出している時は、そんな素振りを見せないので、アメリカンスクールだと、気分もアメリカンになっちゃうのか…?
赤ちゃんの頃から沢山の人に可愛がられて育ったせいか、三男のコミュ力は化け物レベル。
5歳児らしからぬスピードで英語は流暢に話すし、コミュ力の高さは素晴らしいけど、誰彼構わずにハグするのは流石に行き過ぎ。
バランスは確かに必要です。
会話力は素晴らしいけれど、リーディングとライティングはもっと頑張りましょうとのご指摘でした。
私自身、6歳で小学1年生になるまで、平仮名もカタカナも書けなかったので、6歳まではまだ良いかと焦っていません。
長男も次男も7歳までには平仮名と片仮名を覚えているので、三男も来年までには書けるようになるのが目標です。
【日本語について】
最近は少しだけ日本語のYouTubeも見る様になりました。
数ヶ月前は、日本語のYouTubeを見せようとすると逃げていたので進歩です。
学校では日本語を一切話さないと言う5歳児なりのポリシーがあります。
2ヶ国語以上話せるのはカッコ良いから、日本語が話せる能力を見せびらかしたく無いのがその理由だそうです。
【中国語について】
数字を中国語で20まで数えられます。
漢数字も読めますが、中国語読みです
今は身体の部位を中国語で勉強しています。
マレーシア母子留学11年目の我が家の総評は、
長男が高校生修了目前!
語学力としてはバイリンガル+α中国語の3言語が高いレベルで出来て大成功と言えます。
次男は難しい反抗期!
バイリンガルは死守したいところ。
日本語優先で、どっちつかずになる位なら中国語は捨てても良いかなと。
三男は、英語の心配はないけど、日本語が心配。
まだ5歳なので、これからの努力次第でどうでもなる。
長男の時は学校に任せきりだった日本語も、次男と三男に限っては、私が教えねばなりません。
次男の時に教えた日本語の過程をもう一度、三男に教えるのかぁ〜〜
体力が……
矢張り子育ては若い内と言うのが良く分かる…。
長男と次男が5歳だった頃の自分との差は歴然。
40歳過ぎて、望んで産んだのだから喜んで育てますけど…。
今後の見通しは、次男が卒業するまでの残り4年はJB生活続行します。
三男は、次男卒業後にどうするかその時考えるかな。
何もなければ、JB生活は今から更に12年間続くのではないかと思います。