マレーシア生活10年目にして初めて知った事。
「マレーシアでは春分と秋分の日前後で影が消える」
北回帰線から南回帰線の間にある国は時期は違えど夏至と冬至の間の何処かのタイミングで経験出来るようです。
他のサイトでは、ゼロシャドウの時間は3分間だと書かれていました。
色々調べてみたものの、マレーシアでゼロシャドウになる日時を細かく計算出来るサイトがありません。
これは行き当たりばったりで外を観察するしかない!
という事で、正午を過ぎた辺りから、ソワソワと外の影を気にします。
時刻は13:01。
天気は晴天。
絶好の観察日和。
外の影が短くなったと感じ、先ずは手っ取り早く、家の前にある道路標識の影の長さを見に行きます。
ポールの右側に標識があって、標識プレートの影が建っているポールの真上、ポール本体の影は左手に少し伸びています。
下の写真は西北西を向いて撮った、反対側からの写真。
標識がポールの真上で、右側に短くなったポールの影が見えます。
うーん、どうにも観察し難い。
円柱形の何かが有れば……
三男のゴルフ玩具で旗を立てる物が円柱形だった事を思い出し、急遽外へ持って来ます。
時刻は13:02
あれれ…?
もしかして影が消えてない??!
でも上は東北東向き、下の写真は、北向きから撮っているので影が映らなくて当然の角度。
道路標識で言うところの、影が伸びていない側から撮った写真ですから。
では反対側、道路標識では影が出ていた方から撮った写真が下です!
これはっっ!!
影が伸びてないですよね!!?
しかも影が何処にも落ちてないので、写真だけ見ると物体が床から浮いてるような、遠近感が変な絵の様に見えます。
「影が無いよー」
学校を鼻水理由でサボり3日目の三男に言うと…
えー、影あるよー
そりゃ持ち上げたらあるわな。
太陽が頭の真上を通るのが凄いんじゃー!
言っても未だ分からない5歳児
セロシャドウの瞬間のビデオをご覧下さい。
この日は、13:02〜13:04の3分弱の天体ショーでした。
13:05の北東を背に、南東を向いて撮った写真。
東側に影が伸び始めてます。
影はどんどん伸びて行き、13:13には下の状態。
ゼロシャドウデー終わっちゃった〜。
金曜日の学校が終わり、長男と次男が帰って来たのはこの後でした。
残念、一緒に見たかった。
秋分の日翌日24日も見えるかな?
1日違うと見えないかな?
秋分の日翌日も観れるかどうか、子供達と感動を共有したいので1日外を観察しようと思います。