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Channel: マレーシアでそろばん教室を!ジョホールバル母子留学滞在記
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2歳児の作る秘密基地?

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皆さんは子供の頃に秘密基地を作って遊んだ事はあるでしょうか。




秘密基地と言えば、幼稚園や小学校低学年の時、兄弟や近所の男の子と一緒に庭に作った記憶があります。

近所の男の子5、6人の中で、それぞれの家の庭に秘密基地を作って遊びました。

自分の家の庭に作った秘密基地は、捨てる予定のバスマットを屋根代わりにして、藤棚やつつじの植え込みにかなり大掛かりな秘密基地を作った事を今でも鮮明に、色付きで覚えています。

余談ですが、近所のお友達は皆んな男の子で、私は幼い時から木登りやボール遊び、缶蹴りやケイドロや隠れんぼ等、男の子と遊ぶ方を好みました。

偶に女の子の友達の家に行くと、お人形さんやおままごとをして遊びましたが、外で缶蹴りをして遊んだ方が楽しいのにと思っているような子供でした。


さて、家遊びに慣れてきた我が家の三男。

彼は最近色々な遊びを思いついては実践しています。

MCO開始の頃はまだ積み上げて遊ぶだけだった箱。




これが最近では滑り台から走らせたミニカーに突撃させてタワーを倒す遊びにまで発展しています。




そんな知恵が付いてきた2歳児三男が、兎に角拘っている事があります。

それが境界線作り。






上の写真は魚を釣る釣り堀に見立てた境界線です。

赤い踏み台に座って、黄色いバドミントンラケットを釣竿に見立て、魚のぬいぐるみを釣り上げます。

拳銃の玩具で火を着けて、釣った魚を焼いて私に食べさせてくれます。

この細かくも整列させられた境界線を見て下さい!





彼の血液型は調べていませんが、この几帳面さを見ると、Aは間違いなく入っていそう。


更にマスターベッドルームのベッド横もこんな事になっています。




彼の中では、隙間なく繋がっていないといけない様で、ベッドへ向かう時うっかり蹴ってしまうと、三男センサーが働いて直しに来ます。

玩具の片付けは余りしないのに、こういう時は少しの狂いも許せない様です。




この境界線心理、なんとなく子供の頃の秘密基地に近いのかなと個人的に感じています。

昔話でも、幽霊や妖怪は、家の主が許可しなければ玄関の扉から家の中へ入って来られません。

この境界線心理は、大人よりも子供の方が強く働くのだと思われます。



本来の秘密基地は、子供2人以上が大人を排除した子供だけの世界に浸る為に作られます。

しかも、この境界線の中には大人である私の入室が許可されていますから、三男にとって私は遊び相手で、この時は大人では無いのだと思われます。

2カ月家に閉じ籠り、友達も歳の近い兄弟も居ない三男が作ったのは、秘密基地と言うにはとても稚拙な境界線だけの物。

それでも、彼なりの境界線心理に、自分の子供の頃の気持ちを思い出されました。




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