母子留学開始から11年半、夫と離れて暮らしています。
夫とはコロナ禍前までは2〜3ヶ月に一度会っていました。
コロナ禍が始まって2年半の間は会えませんでした。
コロナ規制が解除された2022年以降は、夫のJB訪馬回数がコロナ前よりも減り、ビデオ通話の回数も減りました。
コロナ禍が明けた2022年の夏に2年半ぶりに会った時、夏の一時帰国で少し大変に思う事がありました。
更に、2023年と2024年の夏の一時帰国も、同じように大変だと感じました。
何が大変だと思ったのか…?
それは…
夫との価値観の擦り合わせ
です。
どういう事かと言うと、一緒に暮らすと他愛無い会話から、お互いが何を考えて、何を大事だと思い暮らしているかが分かります。
お互いの生活習慣が分かるので、大きな反発もなくお互いの価値観を尊重出来ます。
ところが、
1年に一度だけ2ヶ月間暮らし、残りの10ヶ月間を離れて暮らすと、それぞれが大事だと思う価値観が別のものに変わっていたりします。
更に健康な生活や食事、睡眠の情報は常に更新されるため、お互いが良いと思う情報にずれが生じます。
当然、時代の変化に対応する為に、ずっと変わらない考え方などありません。
むしろ変わらない方が、人間的進歩がない訳ですからそちらの方が問題です。
そういう理由で、一時帰国の最初の1週間は、お互いの価値観を知り、認め合いながらお互いの思考の乖離を埋める作業が必要になります。
お互いに、そう言う人だと認め合う事でストレスの無い生活に戻ります。
そして、お互いの生活習慣で良い部分をお互い無理をしない範囲で改善して行く期間が1週間です。
基本的に、私も夫も相性が良いので価値観の擦り合わせが終わったあとは、長年連れ添った老夫婦の様に落ち着いた生活になります。
お互いを労わりあえる度、私には夫で良かったと思いますし、夫には私で良かったと思います。
長男は20歳で、既に私も夫も若くはありません。
しかし、老化あるあるを語り合えたり、知識欲や知的好奇心や笑いのツボが合うたびに、夫婦仲良く年老いていける幸せを感じています。
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