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RASサマーキャンプ解団式とキャンプの感想

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RASサマーキャンプの解団式に同席して来ました。

 

場所はRASのオーディトリウム(劇場)です。

 

 

日本から来たお客様お二人は、お子さんをこのサマーキャンプに2週間預けていたのでした。

 

RASのキャンプが、夏だけでなく冬休みや春休みなど、通年開催しているのは知っていました。

 

その一年の中でも1番生徒が集まって盛大だと言われているのが、この夏の3回目との事でした。

 

(夏のキャンプは4回あります)

 

そして、RASのサマーキャンプが始まったのは今から6、7年前です。

 

当時は費用も安く、本科生の担任がサマーキャンプをやっていました。

 

コロナ前の2019年には事業化が進み、規模が大きくなる中、2020年コロナ禍で募集が無くなりました。

 

数年前の再開から今年2024年のキャンプは、満員御礼の盛況を見せました。

 

RASのキャンプが、ここまで事業化(商業化)されていたとは、この解団式に参加するまで全く知りませんでした。

 

サマーキャンプ解団式会場に入ると、RASの本科生徒達による年間活動状況を素敵に編集した短編ビデオが、音楽と一緒に流れていました。

 

 

 

このRASビデオには、長男がIBDP卒業生として受けたインタビュー映像カットと、卒業式の時に投げた帽子のカットが使われていました。

 

次男は授業で資料を持って発表しているカットが使われていました。

 

残念ながら、三男は使われていなかった…。

 
 
時間になり、最初はサマーキャンプ責任者の挨拶です。

 

 

 

その後、クラス毎に撮影したビデオ鑑賞でした。

 

最初にクラス担任の挨拶。

 

(クラス担任は全員西洋人が起用されていました。

 

又、サマーキャンプの先生は、本科コースの先生とは全く別で、知らない方ばかりでした。

 

サマーキャンプ専用の雇用形態だと推察します。)

 

 

 

 

続いて、そのクラス生徒が1人ずつ、あるいは2〜4人のグループで発表していました。

 

哺乳類は〜、猛禽類は〜、爬虫類は〜、どんな動物が何の分類か、しっかりお勉強もしていて驚きました。

 

 

 

発表方法も、先生の個性で色々でした。

 

絵本を読み聞かせするような可愛らしい感じや、歌ったり踊ったりする動きのある動画などです。

 

手書きのお面を付けて動物の説明をしたり、手作りポスターだったり、寸劇形式だったり、先生の技量で色々なアイディアビデオが作成されていました。

 

寸劇の一つで印象に残ったのは、サファリパークを訪れたお客さん、チケット売り場のスタッフ、動物に生徒を分けて演技させていたものです。

 

動物役の生徒は、自分が何の動物で何を食べる(肉食・草食)か、どんな身体的特徴があるかを説明していました。

 

見ていてウキウキしたのはクイズ形式のクラスです。

 

生徒の1人が問題を読みます。

 

2人が質問に答えて、2問先取が勝ち。

 

敗者は勝者に水風船を投げられる罰ゲームつきでした。

 

 

 

裁判ドラマ形式の発表をしている学年もありました。

 

 

 


日本から来たお客様のお子さんのクラスは、魔法にかけられた人々が動物やスパイダーマンに変身してしまうショートストーリーでした。

 




最高学年だけあって発表内容のレベルが高かったです。

 

(セリフの長さや、使っている語彙が豊富)

 

最後はサマーキャンプのハイライトビデオを見て、1時間15分で解散式が終了しました。

 

ハイライトビデオは、ロッククライミングやバスケやフリスビー、水泳に絵画、プラネタリウム、レゴランド、おでこにクッキーを置いて手を使わずに食べるゲーム等

 

兎に角楽しそうな映像満載でした。

 

私が子供だったら行きたいくらいです。

 

RASの劇場は座席数が800席あります。

 

 

生徒とその親で、それがほぼ全て埋まる人出でした。

 

サマーキャンプに参加した生徒は、RASロゴ入り写真立て付きの記念写真をもらっていました。

 

 

 

 

他にも、RASのロゴ入り制服ポロシャツが1枚貰えたそうです。

 

そして成績表、

 

 

Aばかり、優秀〜!!

 

サマーキャンプ完了証書ももらっていました。

 

 

聞くと、昨年はこの証書を一人一人名前を呼ばれて壇上で受け取っていたので、式終了まで2時間以上かかったのだそうです。

 

今年は式が長くなり過ぎる事を考慮して割愛したのかも知れません。

 

もしかしたら、参加人数の少ない他の回のキャンプではやっているのかも。

 

中学生の女の子に1番印象に残った事を聞くと

 

「中国人が多かった…」

 

と言っていました爆笑爆笑

 

 

サマーキャンプ夏3回目は、一年でも1番参加者が多い回だそうで、270人くらい居たのではないかと思います。

 

そのうち3分の2は中国人の体感です。

 

この回2週間のサマーキャンプRASの売り上げをザックリ計算しても6〜7千万円はありそう…。

 

(価格は早期割引寮無しRM6500〜一般価格寮付きRM9500)

 

これはもう、一大事業ですね…指差し

 

しかも、本科生が居ない時期に学校の設備を遊んだままにさせない、素晴らしい学校経営手腕だと言えます。

 

話を戻しまして…。

 

 

 

キャンプに参加した子供に、他にどんな事が印象に残っているか教えて貰いました。

 

 

1.スナックタイムがあるのが日本と違って良かった

 

2.時間にルーズで驚いた

 

(これは担任教師の性格もあるかも、だそうです。)

 

 

3.寸劇が苦手

 

(これは、お話しを組みたてて話すことの意味だそうで、

 

参加した子は、日本人は皆んな苦手だろうと言っていました。)

 

4.先生は体育以外ずっと一緒

 

5.朝ご飯の後に一斉に集まって先生が迎えにきてくれて一日の授業が始まる

 

ということでした。

 

 

中学生の男の子は、中国人や韓国人の男の子とスポーツを通じて打ち解け、直ぐに友達が出来たそうです。

 

スポーツは国境を超えますね。

 

帰国しても、担任教師の話が出てくるそうです。

 

(RASが良い先生を雇用しているお陰だと、感謝だそうです)

 

更に、キャンプで出来たお友達に会いたくて涙ぐんでいると母親から聞きました。

 

「同じ釜の飯を食う」の言葉通り、心が繋がる濃い2週間を過ごしたのだなと感じました。

 

その中学生の男の子は、キャンプ前に中国や韓国に偏見を持っていました。

 

しかし、各国の政治や教育方針を不満に思っていたとしても、個人的な人間同士の付き合いに国は関係ないと気付けた経験が尊いです。

 

そしてそれは逆の視点もあったはずです。

 

中国人や韓国人の男の子が、国から反日教育をされていても、その日本人の男の子と仲良くなる事で、日本の印象が大きく変わったと思うのです。

 

RASのキャンプという会場で、将来を担う子供達がお互いの偏見を変える清々しい外交をしたのだと私は思います。

 

どんな環境でも学びがあります。

 

彼らは、アジアにあるアメリカンスクールならではの経験が積めたのではないでしょうか。

 

今回の日本からのお客様のお陰で、RASの違う一面が見れて私も楽しませて頂きました。

 

英語力だけでなく、精神面においても、子供の成長を目の当たりにするのは嬉しく、素敵な気持ちを共有させて頂きました。

 

サマーキャンプの解団式に同席させて頂いた事を感謝して、筆を置きたいと思います。

 

どうもありがとうございましたキラキラ

 

 

 

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