5月のカーニバルデーから7ヶ月経って、RASの年中行事であるファミリーファンデーが催されました。
長男と次男はもう来ないかな?
唯一遊んでくれる三男と2人で行こうと思っていたファミリーファンデーでしたが…。
長男は主催者側のお手伝いで、正午過ぎにお弁当を持って学校へ行きました。
会場の設営準備と、ステージ演奏、更にはムービーナイトでポップコーンの売り子をするのだと。
これは演奏を聴きに行かねば。
次男に一緒に行くか期待をせず聞くと、クラスメイトも行くみたいだし、兄が演奏するなら聴きに行くと前向きな回答。
結果ファミリーで行く事になりました。
(長男は自分の車で行っているので、一緒の行動ではないけど)
15時、開園と同時に入場!
最初に向かったのは、ヘナタトゥーコーナーです。
ローカルのタトゥー技術者が3人居ました。
元々はインドの花嫁さんが身体に模様を入れる物ですが、男の子用にバッドマンが出来ると言われて、三男(5歳)が喜んで体験!
人が混んでいないので、私も数年振りにお願いしました。
私のヘナタトゥーRM10(¥310)、三男のバットマンRM5(¥155)。
本当に繊細な絵付け。
手間を考えたら、私のRM10は安すぎる位です!
次に行ったのは、射的屋さん。
5本RM3(¥93)、10本RM5(¥155)で、10本挑戦しました。
(まるで学生が運営するお店のお値段、ローカルの安さが誠に有り難いです!)
5歳児に教えるのも大変なのに、時間をかけて親切に教えてくれるお店の従業員。
最初は的に届かなかった三男も、最後の4本は的に当てる事が出来ました。
ピエロがやって来て、風船を作って貰えました。
風船代は無料。
更に、くじ引きがあって、まさかの当選。
カフェ商品券を頂きました。
時刻は16:20、いよいよ長男の出番です。
一番左手のチューバが長男(18歳)です。
トランペットが音楽の先生、後ろのベースギターを弾いているのも先生です。
ピアノとドラム、クラリネットとサキソフォンはG11と12の生徒たち。
長男の演奏の後は、三男が楽しみにしていたウオーターバウンシーキャッスルで水遊びです。
(制限時間無し、無料)
途中、幼稚園のクラスメイト2人がやって来て、知った仲間と一緒に遊べてとても楽しかった様です。
ここで1時間半ずっと遊んだ三男。
シャボン玉屋さんがあっても見向きもせず。
途中から、次男に三男の世話を頼み、私はお買い物へ出掛けました。
最初に気になったフードトラックがこちら。
チキンRM8(¥248)とビーフRM9(¥279)があったので、両方買って試してみました。
これがピリ辛でなかなか美味しかった…
三男を見てくれている次男に渡すと、秒殺で無くなりました。
次はこちら。
タコスとチーズステーキ。
チキンと牛肉が選べて、牛肉を選択。
お値段はどちらもRM18(¥558)でした。
(鶏肉だとRM2安くなります)
ベンダーは屋根のあるスペースに並んでいました。
アクセサリーや、クリスマスポップアップカード等…。
三男には赤いフリスビーRM20(¥620)を。
私は一目惚れしたこちらの鞄を。
ペナンの女性自立支援団体が運営している、手編み籠バック。
ヨガマット入れRM150(¥4650)です。
現在私が使っているヨガマットと同じ色合いなので、これは出会いだと即決購入しました。
水色もあったので、長男に要るか聞くと、要らないと。
「そんなの手で丸めて持っていけば良いだけだから」
そう言われたらそうなんですけど…
鞄が好きなのは女の性なんでしょうか。
18時過ぎ、三男を着替えさせて、映画を見にブラックボックスシアターへ行きます。
予定通り長男が同級生の女の子と一緒に、ポップコーンを売っていました。
映画はポーラエクスプレス。
サンタクロースを信じていない少年が、北極行き特急汽車に乗ってサンタクロースに会い、サンタクロースを信用する話でした。
原作は37年前発刊の絵本。
18年前のフルCGアニメなので、ちょっと見辛いなと思うところはあるものの、ストーリー性はCGだからこそ出来る納得の内容です。
この作品は実写に向かない。
常識で考えたらツッコミどころ満載でも、夢と現実の狭間に揺れる主人公が置かれた状況を表現するにはピッタリです。
名作だと名高いだけあって、三男が最後まで飽きずに見られました。
ずっとハラハラドキドキさせられっぱなし。
無くした特急券がピタゴラ装着の様に戻って来た時は、子供達が「そこにある!そこそこ!!」声を張り上げてスクリーンに向かって叫びます。
まるでドリフターズの「志村後ろ!!」みたいな事になっていて面白かったです。
当然、全編英語の映画で、英語字幕が出ていました。
その英語字幕で度々「I (私)」を「L」と使っていて、こんな単純な間違いを何故直してないのか気になって仕方なかったです。
聞き取れない単語でも字幕のお陰で何とか理解出来ました。
英語のリスニングをしながらの英語字幕、勉強になります。
今回の映画で新しく学んだ単語がこちら。
「Doubter」
疑い深い人。
映画の要所要所でサンタクロースを信用していない主人公に向けてこの言葉が出て来て、三男に聞いても分からず。
ポップコーンで火傷したと腕を見せに来た長男に聞いて漸く理解出来ました。
更に気になって家に帰ってキャストを見たら…またまた驚き
登場人物の8割がトムハンクスの一人芝居でした!!
主人公の少年も少年の父親も、車掌もサンタクロースもあの役も、ぜーんぶトムハンクスの一人芝居だったなんて!!
トムハンクス、凄い役者です
19:40、映画を見終わって会場を後にします。
次男(14歳)は私と三男が映画を見に行った18時から1時間半、クラスメイトと学校全部を使って鬼ごっこをしていたそうです。
鬼はファミリーファンデーに来ていたクラスメイト7人全員で、次男1人が逃げたんだとか。
連携プレーで前後を挟まれたりもしたそうですが、一度も捕まらず楽しかったと言っていました。
因みに、ラッフルズアメリカンスクールのキャンパスは、東京ドーム4個分の広さです。
野球場と400mトラック、ダブルジムの方には入らずとも、東京ドーム2個分の広さを1時間半も走り回ったのではないかと。
中学生の遊び方
19:30に日が暮れて、鬼ごっこもお開きになった様で、まだ帰らないの?なんてメッセージが来ていました。
我々が帰宅した30分後に、片付けを終えた長男も無事帰宅。
我が家のファミリーファンデーが終わりました。
長男は、一緒にバンド演奏をしたドラム担当の女の子(G12)からタコスの差入れを頂いたんだとか。
なんて気の利く女の子かと感動しました
この気遣いは長男にも学んで欲しいですね
雨季のマレーシアで天気にも恵まれ、雨に降られず過ごせたファミリーファンデー。
子供達3人が三様に楽しんでいる様子を見られるだけで幸せなひとときでした
三男が水遊びをしている時に、高校生の女の子3人組が私の目の前に座り、ジュースを飲み始めました。
その内の1人の子が言っていた言葉に心の中から同意しました。
「So much fun!」
学校関係者、そしてベンダーの皆さんのお陰で今回のイベントも楽しませて貰いました。
ファミリーファンデーに関わった、全てに感謝の気持ちを込めて。
ありがとうございました。