マレーシアでは最近、コロナ犠牲者の明細が毎日告知されています。
内容は
性別、
年齢別(30歳未満、30〜59歳、60歳以上)
基礎疾患あり・なし、
BID人数です。
インターネットで検索すると、インフルエンザの死亡率と、コロナの死亡率は2.9倍高いとのデータが今年の1月出ていました。
その中でも、どの様な方が特に危険なのか。
今年6月13日〜7/7、(6/14、15日はデータなし)過去23日間のマレーシアのデータで比較してみたいと思います。
上の写真は、Facebookで毎日確認出来ます。
KEMENTERIAN KESIHATAN MALAYSIA
というサイトを見れば毎日更新されています。
各州毎の死者数も表示されています。
因みに、Brought In Dead(BID)は、病院へ到着する前に既に亡くなっているケースの事。
これらを全て集計すると、こうなります。
マレーシア集計
2021/6/13〜2021/7/7(6/14、15はデータ無し)
死者1763人
内訳
性別
男性1020人
女性743人
年齢別
30歳未満 36人
30〜59歳 619人
60歳以上 1108人
基礎疾患
あり 1467人
なし 296人
BID 214人
先ずは、昨年1月から現在に至るまでのマレーシアコロナ罹患者の死亡率が0.72%です。
9割の方が自己治癒力で生還しています。
2021年7月7日のデータによると
799790人罹患した内、5768人の方がお亡くなりにになっています。
回復者は719678人。
直近22日間のデータに基づくと、
死者数に対しての死亡率
30歳未満は2.0419%
30〜59歳は35.110%
60歳以上は62.847%
コロナ罹患者全体から見る死亡率
30歳未満0.0147%
30〜59歳0.252%
60歳以上0.452%
基礎疾患がある人が占める割合83.21%
でした。
例えば、基礎疾患の無い私の年代(30〜59歳)の場合17%の確率且つ、年齢層的には0.252%の確率で死に至る病気です。
これは基礎疾患の無い2000人が罹患した場合の、たった1人の死亡率と一致します。
(30〜59歳の男女が2000人コロナに罹患した場合、5人が死亡する確率です。
その場合、4人が基礎疾患有り、1人が基礎疾患無しという確率です。)
因みに、60歳以上の男女が2000人コロナに罹患した場合、9人が死亡する確率です。
その場合、7人以上が基礎疾患有り、2人未満が基礎疾患無しです。
30歳未満の若者の場合、1万人コロナに罹患して1.47人死亡する確率です。
30歳未満の若者が4万人罹患して、30〜59歳の死亡人数と並ぶ計算です。
60歳以上と比較すると、若者は9万人の罹患者が出た時に死亡者数が並ぶ計算です。
こうやってみると、高齢者千人がコロナに罹った場合、4.5人亡くなる病気と言えます。
基礎疾患を持った高齢者千人がコロナに罹った場合3.7人の確率で死亡する危険があります。
誰もが病魔を避け、健康で生きたいと思う事は当然です。
しかし、万が一罹患した場合、自己治癒力を信じて落ち着いて対処すれば、60歳以上の高齢者ですら99.5%生還出来る病気です。
自己免疫力が大事ですね。
皆様も、お健やかにお過ごし下さい。