パーリンにある、家から比較的近くにある額縁屋さんから遂に完成したと連絡を受けて取りに行きました。
今回は今まで描き貯めた大1、小3個、合計4つ頼んでRM170(¥4760)。
しかも前回1個が今回4個になったので今回は11日間完成までかかりました。
完成品を取りにお店へ行ったとき、
中華系マレーシア人の年配女性が、彼女のオーダーした花柄の紙袋を額装した物を受け取っていました。
何処にでもある様な茶色い紙袋の紙に赤い小薔薇が模様の様にあしらわれた20cm四方の作品でした。
(何故紙袋を⁉︎![びっくり]()
)


疑問しかありませんでしたが、趣味は人それぞれ。
もしかしたら彼女にとって、大切な人を思い出す大切な紙袋かもしれませんし、
もしかしたら彼女にとって、その薔薇のモチーフを眺めるだけで癒される素敵な柄なのかも知れません。
人の作品を根掘り葉掘り聞くのは悪いかと思い、先ずは自分の作品を彼女に紹介します。
「これは全部私が描いた油絵なの」
「コレは売り物ですか?」
「いいえ、ただの趣味で描いた物で、油絵の先生から習っている一介の生徒なんですよ」
その後は彼女の作品を聞く事が出来ず、何故紙袋を額装したのかは永遠に闇の中です。
しかし、自分の描いた絵が、売り物と間違えられたのはとても気持ちが良い出来事でした。
それでは、額装したばかりピカピカ5作目の毘沙門堂(紅葉)をご覧下さい。
金のラインが入った落ち着いた焦げ茶の額縁が
赤い紅葉の散る参道を引き立たせています。
元の絵の2割増しで良くなりました。
これは玄関から入って直ぐの壁に4作目の錦帯橋(F10サイズ)と並んで飾りました。
我が家を訪れると、日本人が暮らす家らしく日本の景色(春と秋)が瞬時に見られる設定です。
そして六角形の額装を断られて、やむなく四角で額装してもらった六角形三部作はこんな感じになりました。
桜とハイビスカスは黒縁、蓮の花は金縁です。
これを三つ並べて飾れたら良いのですが、いかんせん賃貸契約の家で
これ以上大家に壁に釘を打って良いか打診するのも気が引け…。
取り敢えずひとつだけをドライキッチンとリビングの間にある壁に飾りました。