レッスン6回目で習ったのがこちら。
空気遠近法
水と陸に白を入れて更に絵に遠近感を出すというもの。
前回5回目の絵が下の写真。
上の写真と比較してみて下さい。
成る程、更に絵に奥行きが出ました。
この日は舟と鵜匠にも色を入れて、全体的カラー写真の雰囲気になりました:
レッスン7回目は山を重ね塗りしました。
今回使った絵の具はこちら。
オリーブグリーンは山の薄い部分、
ビリジャンがメインカラーで多め使用、
サップグリーンは山の濃い部分、
ウルトラマリンは山の暗い影の部分、
カドミウムグリーンペールは明るい部分に使用しました。
山の暗い部分にウルトラマリン、明るい部分にカドミウムグリーンペールは流石プロのアドバイス。
素人はここで安直に黒と白を選んで色の迷子になるところです。
レッスン7回目を終えた状態がこちら。
レッスン8回目は、橋の形を決めました。
橋を描こうと決めたこの日。
いきなり高欄を描こうとしていた私の動きに気付いた先生から、ここから描いてね、指導をして頂きました。
橋を描く時の注意点は、先ずは橋桁(橋の下の部分)をしっかり決めて描くという指導でした。
その後、橋台、高欄(転落防止の柵)を描きます。
その通りにやると、橋がドッシリして更に良く見えます。
自分が描きたいと思う場所を先にやったとしたら、折角の遠近法で描いた建造物が、一気に小学生の写生大会レベルに落ちる所でした
こういう素人の凡ミスを、ふわっと優しく事前に防いでくれる先生…。
矢張り私の先生は素晴らしい〜
高欄を細かく描くかどうか聞くと、余り橋を精密に描きすぎると、視線がそちらへ行ってしまうので必要は無いと。
成る程〜〜
見せたいのは鵜飼であって、橋は背景の一部に過ぎない訳ですから納得です。
橋の重ね塗りは今後もしますが、橋のアウトラインがビシッと決まると絵に安定感が出ますね。
続いてレッスン9回目
遠くの建物と鵜匠さんを塗りました。
今回は先生を頼らず、自分で色を出そうと奮闘。
夕暮れ時の建物の色を出すのが難しくて…。
あーでもない、こーでも無い…
色の迷子でどんどん出したい色からかけ離れる始末…
八方塞がりになって、先生にヘルプを頼みました。
夕暮れの色は難しいですから…
慰めてくれる先生…
そして鵜匠さんを塗ったらもう1時間半!!
何と時間が経つのが早いのでしょう
(好きな事をする時は、時間が短く感じます)
色の迷子のお陰で、遠くの建物2個だけで一時間かかったのではないかと思います。
レッスン9回目を終えてこちら。
レッスン10回目は橋を更に描いてみました。
陰影がハッキリして、橋っぽくなって来た…。
石垣の古ぼけた感じが難しいけど、今の私が描ける腕前がコレかなぁ…。
完成まではまだまだ8〜9時間かかりそうで、夏休みの一時帰国前迄の完成を目指します