6月24日から146日。(約21週今回は保ちました)
ガスが無くなったのでガス屋さんへデリバリーを頼みました。
すると、来年のカレンダーを頂きました![キラキラ]()
![キラキラ]()


作りは至ってシンプル。
厚紙にホッチキス三点留めだけです。
早速中身を見てビックリ!
曜日が縦書き![!!]()
![!!]()


日付が左詰め縦書きで2022年の新年が一番下に記載されています!!
日本のカレンダーは左の1番上と相場が決まっているので、ちょっと不思議な感覚です。
今年の旧正月は西暦2月1日になる様で。
来年が寅年なのは皆さんもご存知と思いますが、壬寅(ミズノエトラ、ジンイン)だったとは知りませんでした。
中華系は今年が辛丑(カノトウシ)、来年が壬寅だとサラッと分かるのでしょうか?
旧暦では正月31日までを正月と言うとも知らず。
てっきり正月は3が日だけの物だと思っていました。
陰暦的には正月〜12月という考え方だったのですね。
更に注目は、日本人に馴染みの深い干支。
カレンダーには干支の絵と共に、干支の何年生まれが何歳かを記載してありました。
子丑寅卯龍巳…
馬羊猿酉犬……
日本人なら最後は猪(イノシシ)でも、中華系は…
同じ漢字を書いても、「豚
」です。

更に、ムスリム(イスラム教徒)に配慮してか、絵が描かれていません。
おぉ〜!
凄い配慮だ!マレーシアなのに!!
そして、日本人にもお馴染み端午の節句ですが、中華系は陰暦を使うので西暦6月3日が今年の端午の節句です。
自然と生きる人間には、陰暦に沿った暦の方が納得出来る事が多い気がします。
西洋の西暦よりも東洋の陰暦の方が優れていると思う事も多々あります。
それは東洋に住んでいる、我々の生活に即した暦だからなのかも知れません。
西洋人からしたら西暦の方が暮らしやすいのかも。
東洋人が西暦に合わせて暮らすと、ちょっと体内時計が狂う気がします。
陰暦8月15日中秋節は西暦9月10日です。
さて、ここまで見てお気付だと思いますが、このローカルカレンダー、中国語、英語、マレー語、何語か分からない?語4ヶ国語仕様となっています。
1番左手に陰暦、中央に西暦と来て、1番右はムスリムのヒジュラ暦が記載されています。
ヒジュラ暦11月ズーアルカアダは1443H(年)。
12月のズーアルヒッジャ〜1月ムハッラムで(1444H)になっていました。
日本でも睦月、如月、と和風月名があるので、各暦でそれぞれの呼び方があって当然ですよね…。
太陽暦、陰暦、ヒジュラ暦全て12進法なのも面白い。
木星が太陽の周りを12年間かけて回るとか、月が地球の周りを12か月かけて回るとか、宇宙に目を向けるとまた面白いです。
そして今回気付いた事は!!
今年は西暦7月1日からラマダン1日。



気付いている方は当たり前だったかも知れませんが、暦を見て初めて気付きました。
今まで私にとってのイメージは、
ラマダン=断食する期間
としか思っていなかった言葉。
ラマダン=9月=長月=September
という事が繋がった瞬間でした。
なーんだ。
毎年9月は断食する月と決められていた事を忠実に実行していただけなんですね。
そして断食明け10月1日に盛大にお祝いをすると。
シャウワールがヒジュラ暦で言う10月だったのか!!
ハリラヤはお正月だと言っていたので、単純に1月を想像していましたが、1月=正月は固定概念だった事に気付かされました。
これだけ多種多様な暦を、当たり前に受け取っているマレーシア人の懐の深さに驚きました。
三男の乳児期予防接種をマレーシアのクリニックで受けた時、ドクターが日本の母子手帳に何の躊躇いもなく和暦(平成29年)を使って記載してくれた事がありました。
これだけの暦を使っているからこその柔軟性だったのですね。
マレーシア在住歴9年目、まだまだマレーシア新発見は続きそうです。