Quantcast
Channel: マレーシアでそろばん教室を!ジョホールバル母子留学滞在記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3101

ちょっと気分を害した話

$
0
0

大概の事は許せる寛容な性格になっている私ですが、一昨日はちょっと気分を害した出来事がありました。


その日は、結局2年間ずっと悩まされている水漏れの原因究明の為に、コンストラクター夫婦が家へ来ていました。


テブラウAEONのDAISOが再開している話を聞いても、ブッキインダAEONのDAISOが開店しているか分からず、お出掛けを考えあぐねていました。


その日来たお手伝いさんから、ブッキインダAEONのDAISOで買い物をしている人の話を聞き、居ても立っても居られなくなりました。


コンストラクターが家に居ても、彼女が居てくれたら私が家を空けられます。


(子供達はオンライン授業中なので、コンストラクターの相手は頼めません)


その日の算盤のオンラインレッスンを引き受けた約束の時間まで1時間半。


急げば行って帰れます。


いつ行く?「今でしょ!」早速出掛ける事にしました。


AEONに到着して、アプリの更新をチェックされ、さあバーコードを読み取って入店!


という時にコンストラクターから電話が掛かって来ました。




電話はご主人からの番号でしたが、電話口は英語の堪能な奥様でした。


「私の携帯はどこ!!?」


はぁ〜〜???


です。


「今何処に居るの?私の携帯をあなたの車の屋根の上に置いてたんだけど!!?」


え〜〜〜!!?聞いてないよ〜??!!


「あなたが出掛けないと思って車の屋根に置いておいたの!」


知らねーよムカムカムカムカムカムカ


「携帯には仕事の連絡先とか全部入ってたんだけど、無くなったら全部パー!今から駐車場に戻って、屋根の上に携帯があるか調べて貰えない?」


家からAEONに行くまでおよそ8km。


100km/h以上のスピードで車を運転しますから、携帯が乗っているとは思いません。


私の限られた時間は1時間半しかないのに!


且つ、自分の責任ではないのに面倒だなと思いつつ、彼女を気の毒に思い、念のため再び駐車場の自分の車へ戻りました。


当然、屋根の上には何もありません。


家から出た時は右手から出たから左手から出たか聞かれ答えました。


何故屋根の上の携帯に気付かなかったのかと言いたげな雰囲気に、


「よりにもよって何でそんな所に置いたん?」


日本語で言いました。


携帯がない事は気の毒ですが、その責任を負わされても…です。


相手は日本語を理解しませんが、私が言いたい言葉を雰囲気で察知したのか、それ以上は言って来ず、帰り道に携帯が落ちてないか気にしてとだけ言って切りました。


私からしてみたら、当たり屋に当たった気分です。


自動車のタイヤの前に携帯を置いておいて、あなたが車を出したから私の携帯が壊れた、どうしてくれるんだと言われているのと一緒です。


彼らが乗って来た車があるのに、何故よりにもよって私の車の屋根に置くのか。


車に乗る前に、毎回屋根の上に何か乗っていないか確認するなんて事は、日本の自動車学校でも習った事がありません。


責められる意味が分かりません。


心にわだかまりを残したまま、DAISOに到着。



そしてここで再び電話が鳴ります。


「携帯がバツブルー丸レッドバツレッド四角グリーンバツブルー四角オレンジバツレッド丸レッド


早口で余り聞き取れませんでした。


「えっ!?見つかったの?」


バツブルー丸ブルー上三角ダイヤオレンジバツレッド下三角丸ブルー


矢張り何を言っているのか分かりません。


日本人的考え方なら、先ずは相手に責任を押し付けてしまった事、相手の時間を取ってしまった事を謝るのだと思いますが、一切謝罪の言葉がなく、結局見つかったのか何なのか分からず仕舞いでした。


気にしていたら1時間があっという間に過ぎてしまう為、その後DAISOの買い物と、AEONの食料品売り場の買い物を済ませて家へ帰りました。


気分がモヤモヤしたまま帰宅します。


帰宅する道中、それでも携帯が落ちていないか道路を見ながら戻りました。


家に着くと、コンストラクター夫婦は既に帰っていました。


家へ着くなり、お手伝いさんが携帯の話を私に聞いて来ました。


一番気になっていた事を私が聞きます。


「結局携帯は見つかったの?」


結論、見つかっていました。


私の住んでいる居住地の道路に落ちていたようで、巡回していたガードマンが見付けてガードハウスで保管していたそうです。


ご主人の携帯から電話をかけて分かったのだとか。


あ〜〜安心した。


コンストラクターの奥様は、ご主人から叱られていたそうです。


「よりにもよって何で車の屋根に置くの、置き場所なんてココとか此処とか如何様にもあるでしょう!」


(あー、ご主人が良識ある方で良かった。)


でも、このモヤモヤした気持ちのやり場は…ムカムカ炎炎



責められる謂れのない事で責められた理不尽さですね。


2回目の電話ではもしかしたら謝っていたのかも知れませんが、早口で聞き取れなかったですし。


謝罪は相手が理解していないと意味がありません。


自分の責任ではないと思っても、相手からあなたのせいと言われて気にならない人は居ないですもの。


ピンチの時こそ、真の人柄は分かるもの。


自分の身に置き換えて、他人には優しくあろうと思う学びでした。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3101

Trending Articles