前回23日間分のマレーシアデータを載せましたが、更に今回は追加で集計し直しました。
追加は7/8〜7/13迄の6日間と別集計に7/14〜7/17の4日間合計10日間です。
何故別集計かと言うと、7月14日から突然年齢別集計が無くなって基礎疾患有無のみになった為です。
マレーシア集計
2021/6/13〜2021/7/13(6/14、15はデータ無し)
死者2380人
内訳
性別
男性1357人
女性1023人
年齢別
30歳未満 43人
30〜59歳 866人
60歳以上 1471人
基礎疾患
あり 1974人
なし 406人
BID 289人
年齢別が発表されなくなった7/14〜7/17を集計したものがこちら。
マレーシア集計
2021/6/13〜2021/7/17(6/14、15はデータ無し)
死者2861人
内訳
性別
男性1636人
女性1225人
基礎疾患
あり 2371人
なし 490人
BDI 359人
以上から分析したいと思います。
先ず、7月18日時点で死亡率は0.77%になっています。
年齢別による死亡者数に対する死亡率はこちら。
30歳未満 1.8067%
30〜59歳 36.3865%
60歳以上 61.8067%
コロナ総死者数に対する年齢別死亡率はこちら。
30歳未満 0.01391%
30〜59歳 0.28017%
60歳以上 0.47591%
更に基礎疾患有の死亡率は82.94%です。
又、年齢別集計が出なくなった4日間を合わせて集計すると、基礎疾患有の死亡率82.873%になっています。
これを各年齢に当てはめて計算すると、基礎疾患の無い30歳未満の若者は、0.00238%の確率で死に至る病気です。
これは5万人に1人の確率です。
基礎疾患のある若者の場合、0.01152%の確率で無くなるので、健康な人よりも危険な病気だと言えます。
これは1万人に1人の確率です。
健康な人よりも、基礎疾患を持っている人は5倍死に至りやすい病気と言えます。
次に、私と同じ30〜59歳の世代はどうでしょうか。
基礎疾患が無い場合、0.04779%の確率で死に至る病気です。
これは1万人に4.7人、2100人に1人の確率です。
基礎疾患がある場合、0.23237%の確率になります。
これは千人あたり2.3人、450人あたり1人の確率です。
私は基礎疾患が無いので、このデータに基づくと、2100分の1の確率で死に至る可能性がある事になります。
昨年インフルエンザA型を患っても生きているので、漠然とした自信ですが、万が一罹っても大丈夫な気がします。
しかし、基礎疾患無し30歳未満で5万人に1人、30〜59歳は2100人に1人でその差25倍。
若ければ若い程回復できる様です。
次に60歳以上の高齢者はどうでしょうか。
余談ですが、マレーシア人の基礎疾患は糖尿病が多いです。
マレーシアに暮らすと、皆さんもすぐに感じると思いますが、甘い飲み物が兎に角多いです。
50歳を過ぎて糖尿病は当たり前。
40や30歳台で糖尿病に罹ると、ちょっと早かったと驚かれる程度です。
ですので60歳以上の高齢者は、日本人の60歳以上よりも老けて見えますし、持病持ちが日本人よりも多いのではないかと個人的に推察します。
60歳以上の基礎疾患無しの場合、0.08119%の確率で死に至ります。
これは1万人あたり8人、1250人あたり1人の確率です。
基礎疾患がある場合、0.39471%です。
これは千人あたり3.9人、255人あたり1人の確率です。
基礎疾患の無30歳未満の若者は、同じ基礎疾患の無い60歳以上お年寄りよりも40倍回復出来る病気だと言えます。
ここ数日はこの様なデータも公表されています。
これはコロナ罹患者の状態を表した物です。
カテゴリー1は無症状、
カテゴリー2は軽症
カテゴリー3は肺炎
カテゴリー4は酸素補給が必要
カテゴリー5は批判的にはベンチレーターを使用
これらの数値が発表されています。
開始されたのは7/16からで、注目すべきところは、カテゴリ1と2の合計%です。
連日、感染者数の多さに驚きますが、16日から18日まで98.5%98.2%97.9%が無症状か軽症。
死亡率が0.77%ですから、残りの1.8~1.4%の罹患者が肺炎に苦しんでも生還されている事になります。
感染力が強まると、ウイルスの毒性が弱まるという反比例の証明でしょうか?
最後に7月18日現在のジョホールの状況を。
先週までは400人未満で推移していたのに、17日と18日でどんどん増加しています。
ジョホール808人。
上のデータに当てはめると、
無症状419人
軽症376人
肺炎5人
酸素補給要3人
ベンチレーター使用3人
になります。
この内6人が亡くなる可能性がある確率です。
感染が減れば、死亡者も減る筈ですから、これ以上感染者が増えない事を願ってやみません。