家族ウオーキングを始めて5日目、次男が大怪我をしました。
自転車で転んだのです。
長男が9歳の頃に買った自転車を、サドルの高さも変えずに、結構無理をして乗っていました。
体の大きさよりも小さい自転車に、初めは慎重に乗っていた次男。
この数日間でかなり慣れて、気持ちが緩んだのでしょうか。
家まで残り50mと迫り、立ち漕ぎをしようとしてバランスを崩し、左に転びます。
三男を連れて歩いていた私は、100m位後ろから、次男が転ぶ瞬間を見る事しか出来ませんでした。
自転車はそのままに、立ち上がった次男は相当な痛みを我慢している様子でした。
とても倒れた自転車を持ち上げて…なんて出来る雰囲気ではなく…
見かねた長男は、倒れた自転車をそのまま押して帰宅してくれました。
次男はハンドルの下敷きになったであろう左腕を押さえながら、自分の足で家に帰ります。
私は三男を連れて遅れて帰宅。
先ずは次男が骨折していないか確認です。
「腕は折れてない。捻挫だと思う」
これを聞いて、一旦安堵。
左腕が動かせないだけで、他は大丈夫そうです。
次に動かせる右手をチェック。
右掌がバックリ切れています。
手を洗わせて消毒して、他の傷を見ようとするも
「他は大丈夫…」
さっさと部屋へ籠る次男。
どうも、格好悪い転け方をして、バツが悪かった様です。
数時間後、お風呂の時間になってもまだシャワーすら浴びない次男に声を掛けます。
「今日は痛すぎて風呂は無理」
「…。」
これはどうやら、ちょっとの傷では無さそう。
「お風呂が無理でも服だけは着替えて寝なよ。
捻挫したところを見せてみて?湿布を貼ろうか?」
「……うん」
どうやら、痛みを和らげる手当(湿布)がある事を知らなかった次男。
やっと治療させて貰える精神状態になったようで、改めて怪我を見てびっくり!!
右掌だけかと思った怪我は、なんと左掌、左足、膝小僧、オデコに鼻頭と複数箇所あったのです!!
「何でさっきは教えなかったの!!?」
「恥ずかしくて(情け無くて)言えなかった…」
調子に乗って、緩んだ気持ちが有った様で、みっともないという思いが強かった様です。
変なところで我慢強い次男
左腕を捻挫した訳ですから、結果的に右掌よりも左掌の方がズルムケでした。
ピンクの皮膚が100円玉の大きさで覗いていて、縦に切れた裂創も右手より深かったのです
捻挫も左手首の手前10cm幅が大きく膨れていました。
左脚の膝小僧も500円玉級のピンク色の皮膚が出る擦り傷
これは痛かったね〜〜
とても絆創膏ではカバー出来ない大きさだったので、ガーゼで保護しました。
日本から持ってきた抗生剤入りの傷薬が役に立ちました。
まさか、毎日のウオーキングでこんな事になろうとは。
次男も、時間を遡れる事なら、立ち漕ぎをする前に戻りたいと言っていました。
分かる〜〜。
後悔先に立たず〜〜
(私も男子に混じって外遊びする子供でしたから、この手の手当は祖父や父によくして貰いました)
昨年、イヤーブック撮影前に学校のプレイグラウンドから落ちて顔に傷を負った時以来の擦り傷です。
しかも、その時よりもかなり深い切り傷。
信じられない事に、本人は昨年の事をもう忘れていました
本当に忘れっぽい次男。
この怪我も来年には別の怪我に上書きされて忘れるのでしょうか
男の子を持つ親の必需品