現在のラッフルズアメリカンスクールの生徒人数が1番多い国籍は中国です。
その次が韓国。
更にその次がシンガポール人、マレーシア人と続きます。
現在日本人は12家族程度しかおらず、日本人は減少の一途。
その点、中国、韓国は順調に増えている模様です。
ジョホールバルの日本人が極端に減っているかと問われたら、そういう訳でもなく
マルボロカレッジの日本人は40家族前後居るそうです。
さて、学校は経営。
矢張り学校としても学費を払ってくれる生徒獲得に力を注ぎます。
そして今年から新設されたバイリンガルスクールというもの。
え?何それ?
総責任者のミスターライルの話を聴きました。
私見ですが、この制度、どうやらお金を持っている中国人からの学費を稼ぐ為に設立された新制度だと感じました。
上の写真の1番左手がバイリンガルスクールの校長。
スペイン人でスペイン語と英語を話します。
しかし中国語は話せません。
左から2番目が総責任者のミスターライル。
その右の女性が小学生の校長。
1番右は中高生の校長です。
まずはメインストリームの説明です。
これは今まで子供達が受けて来た教育と全く同じです。
我が子達はこちらのメインストリームに属します。
そして気になるバイリンガルスクールの内容ですが
何とこれ、
英語と体育以外の全ての教科を中国語で受けてもアメリカンスクールの卒業資格が貰えると言うもの。
つまり、大きくなってアメリカンスクールへ来たけども、大きくなってからの英語取得は大〜〜変。
なので母国語で数学や社会や理科を習っても良いよ〜〜。
それでもしっかりとアメリカンスクール卒業資格あげるよ〜〜。
そんな不思議な制度です。
そして驚くべき事に、バイリンガルスクール制度の中国人がとても多いそうです。
そして彼らは、クラスもミックスされる事なく中国人で固まり
アメリカンスクールの中で中国語が飛び交っている様です。
そんなのじゃ、どうやって英語を上達させるんだろう…?
彼らが学校を卒業したら、何処へ行くのでしょうか。
少なくとも英語で授業を受けなければ、英語圏への大学進学も難しいのではないかと老婆心ながら心配してしまいます。
例えれば、日本人のお金持ちがラッフルズアメリカンスクールにどんどん集まって
学校経営者が日本人からの学費が欲しい!
なんて事になったら、日本語によるバイリンガルスクールを設立しちゃうのでしょうか。
そういう日本人は英語圏の大学も日本の大学もどっちも中途半端になってしまう気がします。
中国人のバイリンガルスクール入学をした中国人から
目的や子供に望む進路などを聞いてみたいです。
しかし、そう言う親こそ中国語しか駄目だったりするので
英語が話せる中国人にいつか聞け、且つ納得の理由でしたらいつか投稿します。
そんなちょっと不思議なバイリンガルスクール制度。
皆さんはどうお感じになられましたでしょう。