5月8日の水曜日、20:45キックオフの
鹿島アントラーズ対JBフットボールチームの試合を観戦しに行きました。
ここはジョホールバルの歓喜で有名なラーキンスタジアム。
その当時の記録が小さい博物館になって併設されています。
ギャラリーの様子は最後に。
沢山の日本人に応援して欲しいとの計らいで
1人RM10(¥280)のチケット代は無料でスポンサーから頂きました。
お友達ファミリーと一緒に観戦しました。
なんと言っても驚いたのはJBチームのサポーター。
あの、怠け者で自分勝手なマレーシア人が!
一糸乱れぬ統率で応援しているのです!
仕事中でも携帯をいじる彼らが
携帯をいじらずに旗を振って手を左右に動かして一生懸命応援する様は
この熱意を仕事にも生かせればもっとマレーシアも発展するだろうに…。
彼らもやれば出来るんだ!
結構失礼な事を言っていますが
マレーシアに暮らして彼らの仕事振りを日本人視点から比較すると
皆んなそう思うに違いありません。
一方、日本から遠路はるばる応援に来た
鹿島アントラーズのコアなサポーターはこちら。
彼らは恐らく日本のホームで応援するのと同じ作法で
元気よく歌を歌う様に各選手の応援をしていました。
時間通りにキックオフ。
試合はJBチーム有利に。
なんと言ってもJBチーム、良く転ぶ!
ボールを奪おうと、少し接触しただけでコロコロコロコロよく転がります。
しかも鹿島アントラーズの選手が当たってもいないのに自作自演で転がってファウルを取られたり…。
ファウル狙いが見え見えで戦い方がセコいと言うかイヤラシイというか…。
それも戦略の一つと言われたらそれまでですが、
私には、卑怯にしか見えなくて嫌いな戦い方です。
一方、鹿島アントラーズの選手はJBチームの強い当たりにも転ばず踏ん張ります。
あの当たりをJBチームが受けていたら転んでたよね、という当たりでも絶えてプレーを続けます。
しかしJB選手がボールを持っているアントラーズ選手の背中を両手で強く押し、
当たりに強い選手でも流石に転ぶシーンがありました。
しかし!なんという事でしょう!
審判はファウルを取らないのです!
アンフェア〜〜!![ムキー]()

その不利な条件の中前半戦は0対0の膠着状態。
ロスタイム1分も得点の無いまま終了しハーフタイムに入ります。
そこで時間は21:31。
三男は目がしょぼしょぼ。
後ろ髪を引かれながらスタジアムを後にします。
ラーキンスタジアムは古いスタジアムなので駐車場が少なく
スタジアムの客席は2割程度しか埋まっていないにも関わらず
スタジアム駐車場は満杯で路上駐車が道路脇に並びます。
その路上駐車ですら、遅く来た車は1km以上遠くに駐めていました。
我が家は、ローカルのお友達にアドバイスしてもらった通り
grubで往復して大正解でした。
まだ早い時間の帰りでしたから
簡単にgrubも捕まり帰宅は10時。
そこからお風呂や歯磨きをして9時就寝よりも1時間半遅くなりましたが
翌日の学校に疲れを残さずに上手くいけたと思います。
さて、試合結果は1対0でJBの勝利。
アンフェアなジャッジだっただけに
それを乗り越えて勝って欲しかったですが
アウェイは矢張り一筋縄ではいかなかった様です。
最後にラーキンスタジアムのジョホールバルの歓喜博物館の情報を少し。
ギャラリーへはこの入り口から入ります。
受付で拝観料を支払います。
下の写真のこの先がギャラリー。
一番手前に中田選手の写真が見えます。
営業時間と拝観料は以下の写真。
無休の朝9時〜17:30。
ゲーム日は16:30まで。
お値段は大人RM30、他はRM15(¥420)。
グッズ売り場ではユニフォームとスカーフ、キャップが買えます。
ジョホールバルの歓喜の日付入り。
1997/11/16 日本3-イラン2と記入してあります。
やばい!22年前がつい昨日の様に感じる!
そしてショップには何故かキャプテン翼?
何とこれはキャプテン翼の作者が
当時2人でボールを置く姿に感動して描き下ろした絵の入ったTシャツが売られていました。
そのお値段RM180(¥5040)。
しかもこの原画はここのギャラリーに展示されていて見ることが出来ます。
サッカー好きの兄へのお土産に…なんて考えましたが
買っても飾るだけで勿体無くて普段着れないですよね。
サッカーファンには垂涎の聖地ジョホールバルの歓喜で有名なラーキンスタジアム。
テレビに噛り付いて見ていたのが22年前とは。
時の流れは早いものです。
これは正しくジョホールバルでしか買えないお土産。
サッカーファンのお友達に如何でしょうか。